2013年9月6日金曜日

アメリカのオーガニックって?

アメリカに赴任してからオーガニックをよく買いに行く。

ふと、疑問に思ったことがある。

なぜオーガニックを買いたいんだろう?

なぜアメリカの野菜は危険だな、と思うのだろうか?

そもそも、オーガニックってなんだろう?

調べてみるといろんなサイトで紹介されていますが、私の意見は下記です。


まず、オハイオ州に限らず、ドライブしていると、この国の土地の広大さに驚く。
調べてみると、土地は日本と比べたら約25倍になる。
(人口密度は10分の1)

一方で農業人口を調べてみると、
アメリカの農家は日本の半分強しかいない。

その結果、一人辺りが持っている土地の広さは、、
なんとアメリカが日本の約100倍!

日本でも農業ってかなり大変なイメージがある。

そう考えると、100倍の面積って、、

日本式のやり方じゃ絶対に管理できない、ってことになる。

そして生まれたのが、遺伝子組み換えで強い品種としたり、
殺虫剤、除草剤、を使って、管理の手間を省いたやり方だと思う。

そう考えると、
安易だと思っていた、

”アメリカの野菜って、殺虫剤がたくさんかかってるし、遺伝子組み換えしてるから怖い気がする”

というイメージはあながち間違ってないのかもしれない。


それじゃー、オーガニックは?

これも、詳しいサイトがたくさんあるので、詳しくは話しませんが、私が注目したのは、

3年以上無農薬で育てており、遺伝子組み換えが無い、

という規制されている、といった点だ。

もう一つ、オーガニックというと100%オーガニック成分なのかと思いきや、
実は、そうではないことを知ってビックリしました。

アメリカ合衆国農務省(United States Department of Agriculture)が発行する
下記マークを持っているもののみが、100%オーガニック成分。

また、オーガニック成分の使用量に応じて、容器に下記の成分表記がある。
100%   : 100%Organic(+下記マークのシール) 
95%以上 : Organic
70%以上 : Made with Organic Ingredients

しかし、問題は、

大量の農薬で作られた野菜、遺伝子組み換えで作られたコーン、

これらが本当に危ないか、ということです。

なぜなら、当然ながら、アメリカの人たちは、これらを食べて元気に暮らしている。

ちゃんと上記製品と健康の因果関係を理解することが、

アメリカの食生活に馴染むための一歩かな、と思いました。


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2 件のコメント:

  1. そうゆうことなんやな。

    わいも米国のすさまじく広大な農場は印象的なんや。
    特に巨大な円い農場とか日本で見たことないようないろんなタイプの大型農業用マシーンを運転しながら見えたんが興味深かった。

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  2. 特にトウモロコシとポテトが半端ないですねー。
    ハイウェイをドライブしながら、地平線まで広がってる農場を見ていつも感動してます。

    しかし、農業用マシーンを運転しながら見たってのはうやらやましいです!

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